HOME>>瀬音

  • 2019/01/15 (火)
  •  人生における競争は数多だが、就職と並び大きな岐路となるのが大学受験。大学入試センター試験はいよいよ今週末▼都市部の“お受験”はさておき、地方でも高校と専門学校および大学などへの進学はつきもの。そこにはおのずと競争が生まれ、当落の悲喜を経て成長機会を得る。受験生のみならず保護者だって臨戦態勢。神頼みを重ね栄養補給で風邪を寄せず、自宅では腫れものに触れんばかりの配慮ぶり▼時期悪しく、インフルエンザが猛威を振るいだした。これまで「A型」、これから「B型」と漏れ聞いた。受験生と保護者共々、不安は尽きないが大丈夫!努力の蓄積をウイルスなどに奪われてなるものかと気を強く!▼受験といえば昨年のわが家がそう。周囲から大きく出遅れ、ひたすら“地道な山登り”を続ける次男。親として誇りつつも、居眠りにいら立つ本心とは裏腹に平穏を装い“結果”を夢描いた日々が懐かしい▼18歳人口の半数が大学を志願し、その7割が入学した親世代と比較し、定員割れで“全入時代”の今。ある私学は合否発表日に関連資料を届ける徹底ぶり。学生獲得に必死なのだ▼全受験生の希望校との恋愛成就を願って一声。「サクラ咲け!」

トップへもどる