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  • 2019/01/12 (土)
  •  4月の人吉市議選“噂”の新、元候補者。昨年11月には最多の19人に達したが、やっぱり“噂”で、1人消え2人消えして今では…▼平成時代に入って立候補者の最多は7年(定数24)の32人で、定数オーバー8人も最多。前回27年(同18)は22人の4人オーバー。久方ぶりに「多数激戦」という言葉を聞けるかという甘い考えは毛頭なかったが…▼結局、今回出馬が確実視される新人は4人、有力1人との声がいま巷に流れる。現職は18人中2人が勇退、あと2人あるかもとささやかれる。加速化する今後の動きいかんだが、無投票とはいかぬまでも「少数激戦」模様▼くしくも昭和時代最後の62年の市議選は、告示寸前まで定数24に出馬予定者が24人。そこで「無投票許さじ」と、28年前に1期務めた74歳の元職が担ぎ出され、見事12位で当選した▼おまけに、選挙費用が当時としても格安の「50万円」で話題となったものだ。陣営は「若い優秀な人材がお金を使わずに立候補できる先例をつくった」と誇らし気だったが、今思えば“特例”だった▼市議選まで残り約3カ月。前哨戦情勢はまだ動こうが、「待てば海路の日和あり」のことわざもある。

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