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  • 2018/12/18 (火)
  •  便りがないのは良い便りと強弁せず、手間と労を惜しまず取り組むべきは年賀状。個人的には楽しみな正月準備のひとつ▼その引き受け開始から3日が経過。郡市の主な局の出足はまずまずとか。しかし、30年用の総発行枚数は29億6526万6000枚と9年連続のマイナスで、引き受け枚数も20億9778万7000枚と前年比6.2%の減少だった▼わが家の出足は遅く準備は手つかずだが、正月に受け取った賀状を整理する。家族写真やポエム、手描きイラストに重厚な毛筆自筆、シンプルや面白いアイデアの作品がそろう。大切な思い出の品だ▼年賀状といえば喪中先への気配りが大切。覚えているつもりだが、例年1~2件の非礼あり。ことしもまた、一時代を築いた実力者が亡くなっている。光陰矢の如し、盛者必衰▼最近の引き受け数の減少原因に電子メールやSNSへの代替がある。これらはあくまでも補完的位置付けと理解すればこそ改めて“本物”を送りたくなる。相手への真心とわが身の手軽さは相反する。一考の要あり▼忙しさも増し、わが家の賀状作りもそろそろ。ことしもまた家族写真を眺めつつ、子らの成長に頬が緩む。

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