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  • 2018/12/17 (月)
  •  冷え込みが厳しくなり、家庭や各事務所では暖房などで火を使う機会が増えたためか、郡市では火災の発生が多くなってきており、注意が必要▼火災、災害など有事の際や、行方不明者が出た場合に迅速に活動し、頼りになるのが各市町村の消防団員。近年では、団員確保に苦慮しているところが多く、定員割れの状態も。それを消防団員経験者で組織する機能別消防団員で補っている▼消防団は一般家庭や官公署、学校、会社、工場などを厳重に警戒しようと毎年、12月28日から30日まで3日間、年末特別警戒を実施。寒い中、団員らが管轄地区を巡回し、住民に「火の用心」を呼び掛けるなど目を光らせていることには感謝するし、心強く思う▼人吉市の場合、以前は午後8時から翌日の午前5時まで団員らが各消防詰所に待機していたが、団員らの負担軽減のため、昨年から翌日の午前2時までに短縮。また、2年前から各部ごとに実施していた市長らの巡回激励を各方面隊に変更した▼これについて、「以前のように各詰所を巡回し団員を激励すべきだ」「人吉西小学校ではなく、市街地の広い場所に団員を集めるべきだ」などと意見を持つ市民も多い。

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