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  • 2018/12/10 (月)
  •  人吉市議会の師走議会一般質問が、4日から3日間行われた。12議員が登壇し、同市が抱えているさまざまな問題について、根掘り葉掘り執行部の考えを質した。師走ということもあってか、市民の傍聴者が少なかったのは残念だった▼今回は、くま川下り(株)再生への貸付金、新市庁舎建設本体工事入札不調などの質問を議員らが代わる代わる鋭く追求。物足りないところもあったが、それなりの成果を上げることができたといえよう▼しかし、先の小欄でふれたが、最大の目玉でもあった松岡市長の“再選出馬”表明がなかったことに多くの市民らが疑問を持った。最終日の議案質疑の中で議員が関連質問。一度は取り下げられたが、緊急動議で質問が認められ、あわや「出馬表明があるのでは」と緊迫したが拍子抜けに終わった▼また、市民からは一般質問の在り方についての意見も耳にする。県議会のように「質問、答弁合わせて1時間に制限してはどうか」「各会派で協議し、質問が重複しないようにしては」「代表質問はできないか」など。多くの市民に傍聴に来てもらうためにも、議員間で話し合ってみる必要があるように思うのだが。

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