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  • 2018/12/06 (木)
  •  来年4月の人吉市長選で、松岡市長が2選を目指すだろうことは誰しも疑わない。だが、12月定例市議会一般質問での出馬表明はないようで、拍子抜けや、不思議がる市民も▼知る限り、歴代市長の大半が“本番”まで約4カ月前の12月を選び、次選への名乗りを上げてきた。あらかじめ打ち合わせた“与党議員”の一般質問に答える形で決意を示し、陣営の選挙準備も本格化という段取り。それ故、今回は“少し異例”にもみえる▼1期目に施策の種をまき、2期目から育てる立場の青年市長の出馬は当然視され、9月定例議会で表明のうわささえ流れた。ある支持者は「しごとサポートセンター長、石野公園の道の駅、くま川下り再生への貸付金、新市庁舎建設本体工事入札不調など次々と問題が生じ、その対応などもあるため」とみる▼それにしても、今定例議会の12議員の質問通告に「市長の出馬表明」に関するものはゼロで首をひねった。ダブル選挙のため、「他人のことどころではない」のか。それともほかに何か?▼出馬表明のタイミングは、寝た子を起こすことはあってもさほど重要なものではないかも。そして、松岡市長の出馬表明は年内にはと思うのだが。

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