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  • 2018/09/17 (月)
  •  人吉市議会9月定例会の一般質問は先週終了したが、市民から「どうだったか」と尋ねられ、「熱心な議論だった」と答えた。それというのも、今回は今期最高タイの14人が登壇。初日と2日目は1日5人が質問に立ち、2日連続で午後8時すぎの閉会だったためだ▼しかし、寂しいことに傍聴者の人数は少なく残念。昔は人が変わっても傍聴席には常連が数人いて毎回、最後までやり取りを熱心に聞いていた。現在は市職員OBのほか、議員の支持者が登壇の時だけ傍聴し、時には取材の小子だけという時もある▼川辺川ダム論争が激しかったころには傍聴席は超満員。住民投票条例の制定の採決日には別室にテレビが設置されたほど議場を訪れる市民が目立つなどのにぎわいだった。インターネット中継もあって傍聴者は尻すぼみ状態なのは残念。昔が懐かしい▼余談だが、現在傍聴席の椅子は折り畳みのパイプ椅子で、長時間座っていると尻のほか、全身の至る所が痛く、昔で言う拷問を受けているようで苦痛だ。何とか改善してほしいと、切に望む▼徹底した論争を深めることで市民の期待にも応えることができ、傍聴に足を運んでくれるだろう。

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