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  • 2018/06/23 (土)
  •  石野公園の道の駅計画を知った市街地の住民から「また公共施設を川南に…」との声が出たとも。新市庁舎以外に心当たりはないのだが、それほど期待、注目されているのだろう▼先日の市議会一般質問でも、登壇12人中5人までが同計画を取り上げ、執行部に説明を求めた。全てを傍聴したわけではないが、道の駅の新設と石野公園の充実策との違いがも一つ理解できなかった▼時折、錦町の道の駅「くらんど市」に出掛ける。芦北町やえびの市まで足を延ばしたことも。ドライブついでに新鮮で安価な農産物を求めるためで、そんな市民は結構多い▼「道の駅」を調べたら「商業、休憩、地域振興のための、駐車場が一体となった道路施設」などと。私的なイメージとしては「道の駅=農産物直売」だ▼人吉市の現時点の計画は、近隣施設との兼ね合いから農産物の販売はせず、工芸体験などによる「長時間滞在型」という。そこで道路利用者を誘い込むほどの“魅力”をどう打ち出すのか。農産物販売があれば住民、生産者ともに喜ぶ、とは素人考えか▼石野公園のてこ入れには大方が賛成だろう。まずは「道の駅」の冠取得だとしても、もやもや感は残る。どうする?市議会。

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