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2018/05/23
(水)
- きょう２３日は、ラブレターの日。５２３、日本語で「恋文」の語呂合わせからか、大切な人に思いを伝える日とされる▼子どものころ、異性の好きな人にドキドキしながら手紙をしたためた甘い思い出が懐かしい。できるだけきれいな文字でと何度も書き直したラブレター。時世、ラインやメールが主流。人柄や性格までも“読み取れる”癖や味のある文字を目にする機会はあまりない▼上手下手にかかわらず、画一的ではないぬくもりのある手書きの文字は想像まで膨らますから不思議。無論、思いを伝えることに意味があるとすれば口頭でも十分だが、活字と違い、録音でもしない限り記憶に残っても記録には残らない▼過日、無邪気な笑顔、全力で頑張る子どもたちに心が洗われたとある小学校の運動会。ことしが最後となった６年生は保護者と肩を寄せ合い、競技途中で記念撮影。「嫁にはやらんぞ」「いつも、おいしいご飯ありがとう」などと親は子へ、子は親に日々の思いや感謝を伝えた▼日ごろ言いたくても言えない、伝えたくても伝えられない思いは少なからず。短文でもいい、時には親子で“ラブレター”を書いてはどうだろう。何かが変わるかも。
