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  • 2018/04/21 (土)
  •  4月6日は「新聞をヨム日」で、12日までは春の新聞週間だった。業界の端くれの身は当然、現場取材の次に多種の紙面から情報を得ている▼先日は、総務省の「町村議会のあり方に関する研究会」が提示した議員のなり手不足解消のための2案の記事が気になった。大まかに記せば…▼まず「兼業議員中心の多数参画型」。公務員との兼職も認め、選挙区は集落単位などに、報酬は引き下げ、開会は夜間や休日中心。そして「集中専門型」の定数は3~5人程度、政策や専門性の高い活動をし、報酬は大幅引き上げ。多数の住民が議会参画員として条例や予算を討論する仕組みも導入とあった▼そこで「多数参画型」の「選挙区は集落単位」から、衆院の小選挙区比例代表並立制を連想した。人吉市ならばさしずめ校区単位だろうし、市議定数の割り振りが問題。有権者数は東校区の6800人を最多に東間、中原、西瀬、西、大畑の順▼もし定数を現行18から増やし比例代表も行えば若手、女性、高齢議員が現在より増えるかも。注文や批判もときに聞く現市議会の変貌請け合いか▼2案には早速、批判や異論も出た。地方自治法の改正は来年を目指すとあったし、今後の話。

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