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  • 2018/04/13 (金)
  •  4月13日と聞いて複雑な思いを抱く人は案外多いかもしれない▼4年前のきょうは、多良木町の養鶏場で県内初の高病原性鳥インフルエンザが発生。相良村の関連養鶏場と合わせて肉用鶏11万2000羽の殺処分が夜を徹して行われ、幹線道路での消毒作業など、郡市を挙げて防疫活動で5月8日に無事終息した▼郡市外から転入の県職員にはその防疫作業で来たという人も多く、「今も忘れられない」と口をそろえる。いかに現場が大変だったかがうかがえる。発生時期もそれまで警戒していた冬ではなく春で、対策を見直す契機になった▼いつ、どこで起きるか分からないという点においては自然災害も同じ。一昨日、大分県中津市耶馬渓町で起きた大規模な土砂災害には驚かされた。大雨や地震がなくても山が崩れることがあるとは予想外。郡市の山間部の急傾斜地は大丈夫なのか不安を感じる▼あす14日は、熊本地震の発生から2年の節目。まさか熊本が大きな地震に襲われるとは県民の多くが思っていなかった。防災や支援を含め多くの教訓を学んだはずだが果たして実行できたか。逆に意識が薄れてはいないか。犠牲者の冥福を祈りつつ自戒の日に。

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