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  • 2021/01/25 (月)
  •  あす1月26日は「文化財防火デー」。昭和24年に法隆寺の金堂壁画が焼失したのを契機に制定。その前後に全国各地で防火訓練や啓発活動が行われる▼特に「日本遺産」に認定されている郡市には、指定文化財の貴重な社寺建築が数多く点在。ことしも各地で防火訓練が計画されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期や規模の縮小を余儀なくされている▼焼失を防ぐには、地元住民による早期発見と初期消火が重要。いざというときに慌てず確実に行動するには、住民の参加によるバケツリレー、消火器の使い方の訓練が欠かせない▼人命救助もしかり。先週、錦町の国道で起きたトラックと軽自動車の交通事故。現場に救急車が到着する間、通りかかった高齢者福祉施設の男性ケアマネジャーが軽自動車を運転していた高齢者の心臓マッサージを続けていた。その後、女性看護師に代わって懸命の救命は続いたが、残念ながら高齢者は帰らぬ人に▼2人の献身的な行動を目にして本当に頭が下がった。昔、人形を使って学んだことはあったが実践できたかどうか…。防火や救命に限らず、定期的な訓練と研修の必要性を実感。豪雨災害を教訓にぜひ避難行動にも。

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