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  • 2020/08/07 (金)
  •  うだるような暑さに熱中症を警戒するも、きょう7日は「立秋」。豪雨災害や新型コロナウイルスの感染拡大など異例づくめ、郡市の小中学校は1学期の終業式を終え、あす8日から短い夏休みに入る▼いつもならワクワクドキドキの通知表も災害の影響で市町村によって渡す時期をずらすなど、これまた異例。楽しみにしていた家族旅行もキャンセル、「(被災した)友達の家のお手伝い」と知り合いの子どもに聞き、改めて例年と違う夏を実感▼一昨日、SNS(会員制交流サイト)に「きぼう」が見られるチャンスとあった。気象条件がそろえば地上からはるか400㌔上空に建設された国際宇宙ステーションの日本実験棟を肉眼で見ることができるというもの。実際どうだったかはさておき「きぼう」の文字がいつになく大きく感じたのは気のせいか▼7月豪雨で住家、仕事場をともに被災した友は折れそうになった心と葛藤しながら希望だけは持ち続けると前を向く。連日の支援活動に一区切りをつけ被災者としばしの別れの握手を交わし「人生七転び八起き。いつの日か笑って…」と再会を誓ったボランティアに心の温もりを感じずにはいられない。

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