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  • 2020/01/17 (金)
  •  国連サミットで採択された「SDGs(エスディージーズ)」を学び、今後に生かす取り組みが郡市でも増えている▼人類が2030年までに達成すべく環境や貧困の根絶、食品廃棄など17の国際目標、それらのより具体的な169の目標設定があり、ひとよし球磨青年会議所は昨年秋に理想とする人吉球磨の10年後の姿を思い描き、達成するためにできることを模索▼先日、人吉市東間小学校の6年生は未来の同市を考えようと、総合的な学習の時間を活用しできることから始める大切さを学んだ。講師を務めた郡市唯一の「SDGs de 地方創生ファシリテーター」として活動する北貴之さんは10年後を年限に、世界共通の行動目標の達成に向けた心構えなどを分かりやすくひもとく▼海洋生態系への影響が懸念されるとして注目を集めるマイクロプラスチック(5㍉以下の微細なプラスチック)をはじめ、プラスチックごみ全般に関する環境問題の深刻さはウミガメの鼻にストローが詰まり、インターネットで広がった痛々しい写真からも一目瞭然▼何においても他人事ではなく、自分のこととして考える必要性を説く北さんに学ぶことは山とある。

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