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  • 2019/07/16 (火)
  •  地球温暖化への危機意識は誰にでもあろう。警鐘への異論も漏れ聞くがそれはさておき、確かに平均気温は上昇傾向にある▼温暖化ガスの排出抑制には私たちはもとより、先進国から途上国への技術移転も視野に、全地球規模の取り組みが不可欠。しかし、PM2.5や光化学スモッグの原因物資を流し続ける状況を見るかぎり、隣国にその気は皆無▼これからの時季、“省エネ”の身近な取り組みの一つがエアコンの設定温度。国が勧める28度に何ら根拠はないが、あくまでも基準に状況次第で調整すべきだ。また、ひところ流行した“緑のカーテン”復活にも期待する▼郡市でも2~3年前までは、県や市町村の施設でよく見掛けた緑のカーテン。省エネ効果のほどはさておき、確かに遮光と視覚的な涼しさはあった。“クールビズ”までの手ごろさはないため苦労もあろうが、まずは手本を▼育成の手間を考慮すれば葦簀もお薦め。簾のように、つり下げる器具も不要で手軽だが、ぬれた状態の一人作業は危険と忠告。遮光カーテンの使用だって、部屋が暗いからといって照明をつけては本末転倒▼そんな中、東京の日照不足が話題に上がる。頃来、梅雨明けが待ち遠しい。

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