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「御溝川」の二次放水路 6年度完成と供用目指す(2024/04/25) (2024/04/25)
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工事が進む御溝川と放水路の分流施設
 熊本県が、人吉市の「御溝川」の水害対策として年次整備を進めてきた「二次放水路」は、整備延長の進捗率が9割に達し、令和6年度の完成と供用開始を目指している。
 御溝川は、山江村万江の万江川から取水し、合ノ原町、瓦屋町、城本町など市内中心部を経て、球磨川の支流・福川に合流する全長約7キロの一級河川。
 川沿いの宅地化が進み、大雨時は周囲からの流れ込みで増水し、瓦屋町から下流区間では市道の冠水、家屋浸水などの水害を引き起こしている。
 しかし、住宅地を流れているため河道拡幅が難しく、県は御溝川の洪水を分流する放水路の整備を計画。
 まず、平成3年に井ノ口町の御溝川から万江川に洪水を流す開渠型の「一次放水路」(全長485メートル、幅1.5メートル、深さ1.3メートル、放水量毎秒7トン)を整備した。
 ただ、これだけでは水害解消には至らず、さらに下流に「二次放水路」を計画。合ノ原町から万江川に流す計画で同14年度に着手したものの、地元関係者の合意が得られず難航し休止状態に。
 そのため、さらに下流の瓦屋町から山田川へ流す暗渠型の「三次放水路」(全長320メートル、幅4メートル、高さ1.3メートル、放水量毎秒10トン)を計画し、同24年から用地取得を進めていた。
 その後、同27年に「二次放水路」を巡る地元合意が得られたことで洪水低減効果の高い「二次放水路」の整備が動き出し、さらに「緑の流域治水」の一つに位置付けられ工事が本格化した。
 「二次放水路」は、全長1300メートル、幅4メートル、深さ4~5メートルで放水量は毎秒28トン。工事は放水口の万江川左岸側から着手し、御溝川に向かって田園地帯を横断するように放水路を開削してきた。
 現在、施工中の放水路3区間のうち2区間計250メートルと末端にある万江川の放流施設は3月末までに完成。法水路の全延長区間でみると進捗率は9割に達している。
 残る工事は、御溝川本線と放水路の分流施設、同施設までの放水路115メートル。
 分流施設は、御溝川本線と放水路にゲートを設け、洪水を放水路に流す施設。昨年8月から仮設水路を造って御溝川の流れを迂回させ施設本体の工事に着手。
 ゲートを設けるコンクリート構造物が姿を現しており、関係者は「工事は順調に進んでいる」と話している。
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