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アマチュアナイト “気軽に音楽”続け200回(2025/06/07) (2025/06/07)
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音楽好きなら誰でも大歓迎のアマチュアナイト
 「敷居の低い本番として、気軽に音楽を発表できる場所を」―。
 音楽好きが集う場、音楽発表の練習の場として任意団体「ポロミュージック」が毎月最終金曜日に多良木町交流館石倉で開催している「アマチュアナイト」は先月30日、200回の節目を迎えた。
 アマチュアナイトは、「世界で一番敷居の低いイベント」として、多良木町在住でイベント企画、ステージ・演出制作などを手掛ける大西毅さん(51)、同じく同町在住のメロン農家で自身も音楽に打ち込む東泰宏さん(53)が運営。
 音楽のジャンル、年齢を問わずに音楽を発表できる場、演奏経験を積む場、音楽好きが集う場として平成20年から毎月開催。コロナ禍では一度延期はあったもののオンライン配信で対応し中止したことはないという。
 オンライン配信の際には海外からの参加者もおり、八代市でアマチュアナイトを開催していたこともあり、今では地元主催で行われるなど広がりを見せている。
 「かつて音楽祭が流行した時があり、その際にはさまざまな場所で音楽を披露する場があった。流行が落ち着いてからは音楽披露の場は減ってしまい、文化の力を育てる場としてアマチュアナイトを開催するようになった」と大西さん。
 「イベント出演や音楽祭に出演するためには、音楽を披露する経験を積む場所が必要。アマチュアナイトは気軽に誰でもレベルアップできる場所、音楽が好きな人が集う場所として定着し、ポロミュージックがなくても行われるものになってほしい」と笑顔を見せる。
 同日、午後7時ごろから出演者、観客が集まり始め、大西さんと東さんが音響や会場のチェックを進めていき、場がにぎわいを見せ始めると東さんら3人組がトップバッターで演奏を披露し、会場を大いに盛り上げた。
 演奏後、東さんは「200回目を迎えたことはうれしい。大きな目標があるわけではないが、音楽があることが日常になること、アマチュアナイトが多良木町にあることが当たり前になっていってほしい」と話していた。
 その後も続々と参加者たちが演奏を披露し、先ほどまでステージに立っていた人たちも今度は観客目線でライブを楽しんでいた。
 アマチュアナイトは毎月最終金曜日午後7時ごろから開催。参加料、入場料は1人100円で気軽に参加してもらうため事前の予約などは必要ない。情報発信はポロミュージックのフェイスブックで行っている。
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