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人吉海軍航空基地資料館で特別企画展始まる(2025/07/19) (2025/07/19)
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会場に展示されている「赤とんぼ」の発動機、主輪、爆弾の実物大模型
 戦後80年の特別企画展「赤とんぼ Willowと呼ばれた飛行機」が、きょう19日に錦町木上の人吉海軍航空基地資料館多目的ホールで始まり、史資料やパネルなど約80点が展示されている。来月31日まで。
 「赤とんぼ」は、九三式中間練習機の愛称。オレンジの塗装と2枚の主翼からこの呼び名が付き、日本海軍のほぼ全てのパイロットが搭乗したとされ、連合国軍のコードネームで「Willow」(ヤナギ)と呼ばれていた。
 同資料館によると、赤とんぼは昭和19年2月から同基地での運用を開始し、地下飛行機格納庫などに96機が保管。人吉海軍航空隊所属の予科練生の教材として使用されるなど、終戦まで常に深く関わっていたという。
 特別企画展は、赤とんぼの歴史や運用方法などを詳細に紹介し、太平洋戦争を日米双方の視点から俯瞰して捉え、錦町を含めた南九州の戦争末期の様相を理解することで、来館者に平和について考えてもらう機会にしようと計画。
 特設会場では、赤とんぼの誕生やコードネーム、神風特別攻撃隊との関係、連合国軍が計画していた九州上陸作戦「オリンピック作戦」と対抗策「決号作戦」の流れを紹介。
 会場中央には赤とんぼの発動機「天風」と主輪、250キロ爆弾の実物大模型を展示。同基地で疎開訓練を実施していた神風特攻隊「乾龍隊」、実際に赤とんぼで特攻した「第三次龍虎隊」の史実、特攻により沈没した米軍駆逐艦「キャラハン」の動向などを知ることができる。
 手柴智晴館長(44)は「赤とんぼから見える戦争を紹介することで、平和について考えてもらいたい」と話している。
 多目的ホールは入場無料。「赤とんぼ」の実物大模型が展示されている館内の入場は別途料金が必要となる。
 問い合わせは、同資料館(電話28・8080)まで。
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