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「くねぶ」の維持発展へ 苗配布などビジョン示す(2025/06/25) (2025/06/25)
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くねぶの生産維持向上で協議する組合員
 五木村の希少なかんきつ類として知られる「くねぶ」の生産者が高齢化に伴う後継者不足の現状を踏まえ、五木村くねぶ生産組合は19日、総会を開き、事務局から示された産地の維持、発展に向けたビジョンを共有し、本年度に取り組む事業計画を承認した。
 「くねぶ」は、村に古くから伝わる在来種で、ユズと比べて甘みと酸味のバランスが良く、もともとは各家庭で酢の代わりにさまざまな料理に使われ、九州のごく一部しか栽培されていないことから、村を挙げて特産品化に取り組み、現在も「くねぶポン酢」「くねぶゼリー」「くねぶサイダー」「くねぶシロップ」など多様な商品が開発されている。
 くねぶ生産者の現状は①一戸あたりの生産量が少ない②生産が不安定③販売体制の未確定―など。高齢化が進み、放置園の増加により、10年後には32人のうち10人が生産困難になると見込む。
 ビジョンでは課題として①栽培面積(生産量)の拡大②生産量の安定③高付加価値、販売促進―の3つを掲げ、具体的な取り組みとして苗の再配布、集約的に管理を行う圃場の確保、青果品の販売量増加による所得の向上、長期貯蔵技術の確立などを目指すとした。
 上程した議案は全て承認。本年度の事業計画によると、県立大学に対するくねぶの研究委託はくねぶの香り、機能成分の分析、特徴を生かした商品開発。ビジョン実現に向けた体制強化や支援、商品開発と販路拡大、飲食店との連携などにも取り組む。
 役員改正では新組合長に嶽坂幸太朗さんを選任した。
 村農林水産協議会によると、昨年度のくねぶ商品年間売り上げ実績(道の駅物産館のみ)は、813万4188円で前年比106%と過去最高を更新した。
 出荷量は加工用が約2164キロで同51%、物産館での果実販売は29万9838円で同110%、加工施設での搾汁量は約532キロ。
 一方、高野くねぶ試験圃場の出荷量は834キロで前年度比231%、出荷額12万2000円で同223%となった。
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