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木になる紙シンポジウム 森林保全へ課題探る(2025/06/23) (2025/06/23)
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意見を出し合うパネリスト
 「森林保全と森林所有者支援」をテーマにした、木になる紙シンポジウム2025は21日、五木村役場大会議室で開かれ、自伐型林業と森林組合の連携共生を探った。
 「木になる紙」は、間伐材を利用して作られた紙製品。購入すると売り上げの一部が森林所有者などに還元される仕組みで、間伐を促進させて森林保全と所有者支援につなげるもの。
 「木になる紙」と森林保全について考えてもらおうと、「国民が支える森林づくり運動」木になる紙九州事務局が主催した。
 九州大学大学院農学研究院の佐藤宣子教授が「木になる紙の取り組みと森林保全」と題し基調講演。
 第2部のシンポジウムに登壇したパネリストは佐藤教授、中野重実さん(五木村森林組合元参事)、相原伸一さん(日本製紙(株)九州営業支社社長代理)、津ケ原隆敏さん(森林所有者)、猿渡俊介さん(球磨川流域保林グループ)の5人。
 シンポジウムではテーマを巡り、猿渡さんは「放置林と耕作放棄地は連動している。広大な山に土地が点在しており、実際に作業できるところが限られている。分散した土地を集約できるシステムがあれば」、中野さんは「森林所有者の山離れが激しい。後継者もおらず、山頂付近の購入を申し出られても厳しい。従業員も減っており、手をかけられないのが実情」。
 オブザーバーとして、村役場の土肥博司産業振興課長は「昭和34年代から拡大造林され、人工林が増えた。林業は組織形が中心であり、放置された山をどうするのかが課題。今後、自伐林家などが出てくるように対応したい」、下内泰臣組合長は「五木村は膨大な山を所有するだんな衆の下で働いていた。自伐林家の家族が代々次ぐのは少ない」。
 佐藤教授は「自伐型林業と産直住宅は連携しないといけない。森林組合の担い手不足の中で、自伐型林業との共存共栄が必要では」と述べた。
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