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流水型ダム建設に伴う補償金 組合員への説明会始まる(2025/06/28) (2025/06/28)
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八代市で開かれた説明会
 流水型ダム建設に伴う補償金を巡り、球磨川漁業協同組合(堀川泰注組合長)は、27日から組合員を対象にした説明会を開始。国土交通省が提示した漁業補償金の総額は8億1195万6986円。来月26日までに球磨川流域13カ所で開き、9月上旬までに臨時総会を開催し組合員に補償金の賛否を問う。
 令和2年7月豪雨災害後、蒲島郁夫前県知事の方針転換を受けて、国交省は川辺川上流に流水型ダムの建設を決定。令和9年度から周辺、基礎部分の整備に着手し、令和17年度の完成を目指す。
 球磨川漁協は球磨川水系の漁業権を持つため、国交省川辺川ダム砂防事務所(齋藤正徳所長)は16日、同漁協に対し、ダム建設によって漁業に生じる損失の補償額を提示。国、同漁協ともに金額は明らかにしていなかった。
 補償額の提示を受けて、同漁協は組合員の意見を聞くため、球磨川流域各地で説明の場を設けることを決定。来月26日までに人吉市など13カ所で実施する。
 同漁協によると、国が提示した補償額は総額8億1195万6986円。内訳は漁場が消滅するダムサイト700メートル区間の消滅補償1775万3641円、試験湛水期間中の制限補償1863万5026円、堆砂による影響補償6375万2254円、工事期間中の濁りによる影響補償7億1181万6065円。
 補償額算定の検討範囲は、球磨川堰から川辺川合流地点までの57.4キロ、川辺川合流点から五木村宮園区間33.1キロ、五木小川の一部2.8キロ。令和2年の豪雨災害以前の漁獲高データなどを用いて算定した。
 同漁協の正組合員数は756人で、臨時総会では半数以上の出席かつ3分の2の賛成で承認される。

●堀川組合長は算定に理解
 八代市部会を対象にした説明会は、午後7時から八代市の桜十字ホールやつしろで開催し、組合員29人が出席。執行部からの説明は非公開で行われた。
 終了後の会見で、堀川会長が補償金の額や内訳、流水型ダム建設に対する要望に対する国交省の対応、説明会のスケジュールなどを説明した。
 提示された補償金について、堀川組合長は「旧ダム計画に比べると半分ほどだが、組合員数と漁獲高が3分の1に減少していること、水害以前の漁獲高を基準に算定していることを考慮すると、国交省の積算根拠は理解できる」と評価。
 説明会では、補償額そのものに対する意見はなく、漁協としても補償額の交渉は行わないとし、堀川組合長は「臨時総会ではダムの是非ではなく、補償内容に関する賛否を問う」と強調した。
 八代市の80歳代男性は「当初の説明より下がっていた。環境問題、アユの遡上などもきちんとデータ化する必要がある」、同市の70歳代男性は「補償は16億円と聞いていたが半分だった。誤差が全然違う」と話した。
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