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瀬音 瀬音を更新しました 2025/06/20

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瀬音 瀬音を更新しました 2025/06/19

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月刊情報誌どぅぎゃん 水害乗り越え創刊25周年(2025/06/24) (2025/06/24)
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創刊から毎号の表紙が飾られた編集部内で、有地編集長(左端)らメンバー
 人吉市麓町のデザイン会社「ぷらんどぅデザイン工房」が手掛ける人吉・球磨月刊情報誌「どぅぎゃん」が、20日発行の7月号で創刊25周年を迎えた。令和2年7月豪雨で被災しても発行を継続し、地域に寄り添った情報発信が地域の復興にとっても大きな支えとなっている。
 「どぅぎゃん」は、2000年6月20日に創刊され、毎月20日付けで発行。編集部には編集長の有地永遠子さんを筆頭に、松延幸子さん、嘉悦陽子さん、中村美彩希さん、山本秋水さん、生田梨代さんの女性6人が所属している。
 人吉球磨に特化した地域の店やイベント、人物に焦点を当てることで、読者に身近で魅力的な情報を発信。地域に根差した情報誌として奔走する中、中村さんは「ヤマメ釣りの同行取材で崖から滑落しかけて死にかけた」と振り返り、「この仕事をしているから、人吉球磨がいまだに面白く飽きない」と感じる。
 令和2年7月豪雨災害では球磨村の外部執筆者が球磨川の濁流に流され犠牲に。仲間やスポンサーの多くも甚大な被害を受け、創刊以来初めての休刊を余儀なくされた。
 有地さんは「もう廃刊を覚悟したが、私たちができることは被災地の今を記録するために撮影して回ることだった」。その写真を集めた水害特集の9月号を8月20日付けで発行すると、3回増刷するほどの大反響となった。
 今月号は豪雨災害から5年の特集号と創刊25周年の記念号の合併号となり、通常よりも8ページ増やして発行した。25年を共に歩んできた地域に感謝し、豪雨災害から5年の節目で当時を振り返り、乗り越えた人々にスポットを当てた。人吉市出身のタレント・内村光良さんからの便りもある。
 創刊当初から変わらない「人吉球磨の人をスターにする」をこれからも大切に掲げ、30年、50年を目指す。有地さんは「こんなに続くとは。のんきな本なので気持ちの向くままに何も背負わずに、やりたいことをしているから続けられる」と話し、自身の歩みについては「話すと長くなるので自伝を書きます」と冗談交じりのような笑顔を見せた。
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